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美・・・予感は確信に!? 美の予感2016啓蟄

2016.08.11
バン美ーナです♪ 3週間ぶりのブログ更新となってしまいました 皆様ごめんなさい 今日は若手工芸作家のグループ展をご紹介いたします。 「美の予感」と聞いてピン!ときたあなたは、高島屋の美術画廊に精通されている方とお見受けいたします。今回はその「美の予感」の2016 啓蟄として、工芸作家8名をセレクト 文字通り、啓蟄の候から日本橋でスタートし、東に西に廻り、予感が確信に変わりそうな頃、ここ横浜に到着したのでした すでに大阪店のブログで紹介のあるとおり、ウキウキ、ドキドキする展覧会でございます


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インパクトのある不思議な造形は、石塚源太(いしづか げんた)先生による乾漆の大作品。

球体の発泡スチロールを構成したものが
作品のベースとなっているようですが

卵が先か鶏が先か・・・

制作過程から生まれてきた作品なのか
スケッチなどのエスキースから生まれた作品なのか
好奇心をそそられますね
ちょっと近くに行ってみましょう♪


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一見、漆とは思えない雰囲気に仕上がっているのは
異なる色漆を何層にも重ねて、削っているからなのですね!

鼈甲を思わせる色の重なりと
未知の生物のような造形の対比
そして、完成度の高い磨きこみが
斬新さを際立たせているのですね〜


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笹川健一(ささかわ けんいち)先生のガラス作品。

ガラスの素材感を超えようとしている感じがたまりません
手前のシリーズは、表面のつや消しと割れが入ったことで
まるで大理石のような質感に
上品なオーラをもっています

後ろの黒い作品は、吹き付けられた顔料による荒々しさと
まるでタイタニックから出てきたような宝物のようなワクワク感があります



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田中知美(たなか ともみ)先生の陶芸作品は、
繊細なヒダヒダがとっても印象的

「耳鳴り」「回転」などタイトルが“感覚”に即していて
しかも説得力があるところが好きです

繊細さと動きと力強さの3拍子が良い感じですね!



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動きといえば、こちらも負けてません!

木野智史(きの さとし)先生の作品。
新体操のリボンを思わせるような
軽やかで美しい動きを磁土で表現されています

のびやかな造形とは裏腹に
作品を窯に入れて焼く際の
炎や重力との格闘を想像してしまうのは
それだけ他に見ない奇抜な作品だからなのでしょうね



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同じく素材と熱との格闘のなかで生まれてくるのは
浅野恵理子(あさの えりこ)先生のガラス作品。

板ガラスの表裏をそれぞれストライプ状に溝を入れて、グリッドになるようにカットしたものに熱を加えて造形していく作品は、光の反射がとっても綺麗

一瞬一瞬を大切にしながらカタチを作っていくその作業は、やり直しがきかない集中力のいる仕事とお見受けいたしました

切れ込みを入れて

くるっ!

と一周させて。

熱々のガラスをぐるっとねじりこむ瞬間は
緊張感で張り詰めたものだったことでしょう。



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渡邊希(わたなべ のぞみ)先生の乾漆作品は
空間…と申しましょうか、
間(ま)と申しましょうか
まるで空気を造形の一部として取り込んだような特徴がうかがえるのです。

上の写真には掲載しておりませんが
身と蓋とが絶妙な噛み合わせで成立する蓋モノも圧巻です
ぜひ会場で!



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黒田沙知子(くろだ さちこ)先生の漆の作品は
細かな貝のグラデーションの螺鈿に魅せられます

アクセサリーとしてお使いいただけるのですが
そのまま置いておくだけでも、
部屋の空間を変える素敵なオブジェとして成り立ちますよ



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最後は、シンボリックな高柳むつみ先生の作品で。

深海の生物を思わせるような不思議な造形に
細かな筆致で描かれた絵付けが目をひきます

緻密さのなかにアシンメトリーな美しさあるから
冷たすぎず、良い塩梅で見る人を引き入れてくれる
そんな素敵な作品だと思いました


各作家の略歴に関しては新宿店のブログで

皆様、楽しい夏休みをお過ごしくださいませ。


美の予感 啓蟄
2016年8月10日・水→ 16日・火
※最終日は午後4時に閉会
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横浜店7階 美術画廊
直通電話 045-313-7898
オンラインストアも参加してます♪
http://www.takashimaya.co.jp/shopping/sportshobby/0800001050/
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