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お気づきですか?藤田耀憶 木彫展

2016.11.13
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バン美ーナです♪ 悟りという言葉からは、程遠い私ですが、今日は慈愛に満ちた素敵な木彫作品をご紹介いたします。 15歳の頃に仏師として弟子入りした藤田耀憶(ふじた ようおく)先生が、さまざまな観音様や優しげな表情の童子などを出品してくださいました 私自身は、数年振りに作品を拝見いたしましたが、格調の高さが増したにもかかわらず、親しみやすさは・・・そのまま!であったことに安堵とうれしさを感じております。では、行ってみましょう♪


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今展の大作である浮現観音
刳り貫くように制作された観音様がとても美しいです

観音様とそれ以外の部分で
刃を入れる方向を変えており
力強い木の中から
繊細な観音様が
蓮の花と共に浮き出たような表現として
うまく機能しているようです


木曽の檜(ひのき)を使用することが多い藤田先生。
こちらも檜ではございますが、
ちょっぴり?不思議な木でございまして・・・



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観音様の頭上にある
雲のような景色。

気づきましたか?

実はこちら・・・
木のフシの部分だったそうです。


なんとも、
この作品のためにあったように見えるフシだけに
不思議!?
と申しておきましょうか


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今から40年ほど前の
藤田先生が独立したばかりのときの作品。

とにかく巧いです

若さがみなぎっていて

「自分のすべての技術を出し切って人を魅せたい」

そんな威勢の良い声が聞こえてきそうな作品でございます


現在の藤田先生がとても穏やかで
まるで悟っていらっしゃるかのようにみえるだけに
若かりし頃の作品には、ビックリするのですが・・・

変遷の過程には
たくさんの気づきがあって
そのひとつひとつが

じんわりとひとの心にしみこむように

現在の作品へと還元されていったのだろうなぁ
と感じるのでした。


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こちらが「気付き観音」

私たちも心の平安に至るために
どれだけの気づきを経るのでしょうか?

他にも
悪い夢を見たとき、この観音像に祈るとよい夢に変えてくれる
といわれる
「夢互(ゆめたがい)観音」
など・・・

人に寄り添うような作品が多数出品されています。



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運ばれていった先々で一瞬一瞬を大切にそして精一杯生き、
その精一杯によってまた運ばれてゆく先が決まってゆくのだと思います。

とおっしゃる藤田先生。
分身の観音様は、あなたの元に運ばれてゆくのでしょうか?

横浜では2週間の会期で展覧会を行っております。
ぜひ足をお運びくださいませ。


ふじた ようおく
藤田 耀憶 木彫展
2016年11月9日・水→ 22日・火
@工芸サロン
※最終日は午後4時に閉会
─────────────────
横浜店7階 美術画廊
直通電話 045-313-7898
オンラインストアも参加してます♪
http://www.takashimaya.co.jp/shopping/sportshobby/0800001050/
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