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テーブルも!違い棚も!厨子っと心に響く☆安藤和夫 木工展

2016.11.18

バン美ーナです♪ 新しいレイアウトになってから初めてのブログ投稿。ドキドキしております^ ^
さて今日ご紹介するのは、小田原で木工作品を制作されている安藤和夫(あんどう かずお)先生の作品。
神代楡や杉などの良質な国産の木材にこだわり、デザインも細部に渡って神が宿っているかのようなテーブル、違い棚、厨子たちが画廊にやってきております!


ただの一枚の板にみえるこの作品。
どこがすごいのか、わかりますか?

シンプルだけれども、なかなか尋ねることのできないこの質問に安藤先生が答えてくださいました。
「このような(水紋のような?)曲線の木目が出るということは
木を斜めに切っているということなんだよね。
長い歳月をかけて木の動きを見届け
高いところをけずり、
平らに仕上げていく
その結果なんだ。」

外側の角(かど)をハマグリのように削り
人が扱いやすいように加工したこちらの神代杉の作品。
木目があまりにも美しすぎて
使うことにためらいを感じてしまうのですが・・・



塗膜加工せず、
オイル仕上げを採用しているため
使い手によって材が育つようにしているそうで
たとえば・・・
板材の同じ箇所に毎日同じ花生けを置いたとします。
10年ほど経って、その花生けの輪滲みが景色となる。
そうした時の経過を楽しむ
そういう美意識なのだそうです。

美しすぎて使うのは恐れ多いと感じてしまう人も多いかと思いますが、
そういうことならば、勇気を出して使ってみようじゃありませんか!



「モルトチェアー」
モルトといえば、ウイスキー(笑)
そう!こちらのイス。
'ある部分’にウイスキーの樽のパーツが使われているのです!
みなさん、どちらか・・・
わかりますね?^ ^

黒い背もたれのパーツは
同じようなカーブのウイスキー樽のパーツをペアにしているのですが
なかなか・・・同じようなカーブのものというのは存在しないようで
今展示しているものの30倍ほどの量の材の中から厳選しているそうなのです。

異なる木の色味の調和はもちろんのこと
人の身体の曲線を考慮した曲線と
重量を支えるフレームの直線が
木の釘によって
ピタッ
と心地良くおさまっている様子が
大変結構でございます(モルト・ベーネ)!



安藤先生の真骨頂といえば、やはり厨子でしょうか。
天に向かって伸びるような縦のライン
厨子全体を下から支えるようなアーチのカーブetc...
デザインのディテールひとつひとつに
シビれますね~!

垂撥(すいはつ)やテーブルなどは
実用的で手が届きやすいかもしれませんが
厨子の精神性の高さは格別でございます。

安藤先生いわく
「それが神代楡(にれ)という
素材の力なのかもしれないけれど
良質の素材は、人を導いてくれるように思う。
だから、ずっと一緒に居ても飽きないんだよね」

上の作品は、コラボレーションでして
今回は若手の根付作家による翡翠の装飾と
内陣背面が、京都の職人さんによる金の蒔きつぶし
が施されております。
国内の良質の素材にこだわる安藤先生の姿勢がうかがえますね。

他にもさまざまな御厨子たちが展示されておりますので
是非店頭においでくださいませ。
それぞれに素敵で
あなたの心に
ずしっ!
と響くこと、間違いなし ^ ^

安藤 和夫 木工展
2016年11月16日・水→ 22日・火
※最終日は午後4時に閉会
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お問い合わせ
横浜店7階 美術画廊
直通電話 045-313-7898
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